最近の女子高生の生態を教えてもらったら、 知らない事だらけで震えた件
ミュージックやエンタメビジネスとなると、
よくターゲットになる女子高生。
スマホを手に持った彼女たちは、「壁ドン」や「自撮り棒」、「双子ダンス」など
驚異的な情報発信力を持ち、世の中の流行を生み出していく力を持っています。
そんな彼女たちに伝えたい情報を届けるためには、
マーケッターがしっかりとターゲットを知らねばなりません。
ということで、女子高生の聖地と言われる原宿竹下通りにある複合商業施設
【ドリーム*ステーション ジョル原宿】を運営するマイナビティーンズの担当者さんからお話を伺いました。
96世代って?
彼女達は96世代と言われ、1996年後に生まれた世代で、
この世代は「ネオ・デジタルネイティブ」と呼ばれます。
86世代もネオデジタルネイティブと呼ばれますが、
大きな違いは物心ついた時には手にはスマホを持ってる世代です。
なので、基本ケータイで卒論クラスの長文なんかもバンバン書いちゃうそうです。
また、スマホの普及により、
都市部と地方の情報格差が埋まってきているというのも特徴です。
女子高生の”最近の生態"
それぞれマイナビティーンズのアンケート結果を見ていきましょう。
普段パソコンは使いますか?
使う(26.0%)
使わない(74.0%)
(回答数1,185名 マイナビティーンズ調べ/2016年5月実施)
そうですよね。それ感じてました。
使えなくなったら困るアプリ・サイトは?
1位LINE(86.9%)
2位Twitter(62.2%)
3位YouTube(40.1%)
4位instagram(26.9%)
5位Camera360(21.8%)
6位B612(19.2%)
7位ツイキャス(10.5%)
8位携帯メール(9.4%)
9位MixChannel(8.1%)
10位携帯ゲーム(7.1%)
11位Snow(7.0%)
12位Facebook(5.1%)
13位vine(4.6%)
14位ニュースサイト(3.3%)
15位アメーバブログ(3.2%)
(回答数1,185名 マイナビティーンズ調べ/2016年5月実施)
カテゴリ分けすると、
トップはLINE、twitter、Youtube、Instagram、ツイキャス、MixchannelなどのSNS系、
そしてcamera360、B612の自撮り系のアプリ、がほとんどです。
少しびっくりしたのが、14位のニュースサイト、15位アメーバブログとメディアが
非常にマイノリティーです。
このランキングを見ているとわかるのが、
GoogleやYahooなどのでの「検索」や、キュレーションサイトは
全く入っていません。
10代にリーチするための、SNSの重要性というのが伺えます。
暇つぶしの時に、よく使うアプリ・サイトは
1位Twitter(66.9%)
2位LINE(59.7%)
3位YouTube(39.4%)
4位instagram(24.6%)
5位MicChannel(8.4%)
6位携帯ゲーム(8.2%)
7位ツイキャス(8.1%)
(回答数1,185名 マイナビティーンズ調べ/2016年5月実施)
Twitter強いですね。
この10代への強さを見る限り、なぜTwitterが100億の赤字だしてるのだろうなどと
思ってしまいますね。(余計なお世話ですね…)
Twitterで書かれたことが原因で
学校内でイジメや悩みに発展することが非常に多いらしいです。
また、上位は全てSNSで独占。間に携帯ゲームが入るくらいです。
・あなたが一押しするtwitterアカウントは?
1位アーティスト(81.0%)
2位女性モデル(79.0%)
3位女性読者モデル(75.6%)
4位女性タレント(73.5%)
5位男性読者モデル(73.0%)
6位男性タレント(68.8%)
7位ファッション(68.3%)
8位男性モデル(67.2%)
(回答数1,185名 マイナビティーンズ調べ/2016年5月実施)
アーティスト人気が高いことと、
男女ともに、読モ人気が高いことがわかります。
ちなみに、この場合の読モのカテゴリは、
雑誌に紐づくアマチュアモデルのことではなく、
10代にとって「SNSで有名な人のこと」を指しているそうです。
代表的なのは「ぺこ&りゅうちぇる」や「とまん」や「ぺえ」など
インスタやツイッターを活用してティーンズ達にとても強い影響を与えています。
まとめ
・SNSを駆使し身近なコミュニティー内で情報交換を行う。
・主な情報源はTwitter、LINE、YouTubeである。
ということを踏まえると、彼女達にSNS上でいかに、
「何を共有してもらうか?」「真似てもらうか?」「会話してもらうか?」が
大切になります。
そうしてもらうためには、「誰から」「どういう手段で」で彼女たちに
メッセージするかが肝になります。
次回は、実際に女子高生に流行したものや、流行しているものを
クローズアップしていき、より深く迫っていきたいと思います。
----今回お話を伺ったのティーンズ向けマーケティングのリーティングカンパニー